BrainTalk[対話型業務アプリケーション]

BrainTalk[対話型業務アプリケーション]

BrainTalk

BrainTalkは、大規模言語モデルLLM(生成AIエンジン)を使用した文書・ファイル分析用に開発された対話型業務アプリケーションです。知財業務の多くは、特定の文書に対するアクションや特許データの分析であり、その点、BrainTalkは、知財部門や関連部門の方々のベーシックアプリケーションとして最適です。

BrainTalkの特徴

●セキュリティ対策~お客様の質問データはセッション毎に常に破棄されます。

・本チャットアプリケーションでは、大規模言語モデルLLM(生成AIエンジン)のAPIを通して質問として送られる以外は、お客様のデータはセッション終了と共に全て破棄します。保管型の他のシステムと違い、安心して社内文書を扱うことができます。(注意) BrainTalkは標準でGeminiAPIを使用しています。2025年7月現在のGoogle社での規約では、不正使用の監視目的で55日間質問が保存されることを宣言しています。また、弊社のシステムログには障害検知のため質問の先頭部分の数文字程度が30日間保存されます。これらは一般的なシステム要件ですが、貴社のセキュリティポリシーに従ってご利用を判断下さい。

●特定の文書に反応して「よくある質問タブ」を表示

ファイル名をウエイクアップワードとして典型的な特許業務のワークフローのよくある質問タブを呼ぶことができます。一般的なAIチャットでは、一つの質問キーワードと反応して関連するよくある質問タブが出現しますが、BrainTalkでは文書やデータ内容に反応してよくある質問タブが出現します。

◎ファイル名ウエイクアップワード

・明示的に文書名やエクセルデータのファイル名に次の言葉を入れて下さい。システム内では他のワードやデータのフィールド構造でも質問タブを出現させますが、確実にに出現させるために、以下の文字をファイル名に記載することを推奨しています。尚、質問タブは複数のファイルを添付した場合には反応しません。例えば、拒絶理由通知書の場合は、対象となる明細書を1ファイルに連結してファイル添付して下さい。複数ファイルで質問する場合は、ご自身で自由な質問をして下さい。

・特許一覧 ・特許公報 ・発明提案 ・拒絶理由通知 ・調査報告

●文書とデータについての大規模言語モデルLLM(生成AIエンジン)の見解を求めるモードと一般知識を求めるモードを搭載

・文書やデータを分析する等の一般知識以外のLLMの見解を求めているモードを搭載。添付ファイルを固定して、クリアするまで、その文書やデータに関してのLLMの見解を求め続けることができます。

●特許データを公報番号、名称、出願人、技術内容のテーブル構造としてLLMに理解させ、回答させる仕組み

・一般的なチャットはトークン分解して内容を理解します。このため、必要な情報を回答させることは困難ですが、BrainTalkは特許情報分析に必要な情報セットで回答を得ることができます。

 

大規模言語モデルLLMの能力を最大限に活かす仕組み

・一般的なAIチャットと異なり添付ファイルのデータをブラックボックス的な処理を最小限にしてユーザーに対して明示的に質問におくります。一般的な他のChatと違って、トークン調整のためにバックグラウンドで適宜に履歴や質問をカットしません。容量の多い添付データを間引いて理解したり、トークン調整で適当に履歴をカットしたり間引くことを防いでいます。

・どの程度のトークン数を消費しているかをデバッグしながら継続した質問ができます。これにより、特に大量の特許情報等のデータについての見解を求める場合、より精度の高い回答を得ることができます。

その他の特徴

大規模言語モデルLLMは、分析対象の言語を問いません。様々な言語の文書・データに対して、日本語で質問し日本語で回答を得ます。

中国明細書を日本語の対話で紐解いている状態↑

使用上の注意事項

使用トークン数は履歴や添付データをAIが完全に理解できいるかの目安のためで、課金根拠のためのトークン数ではありません。

・履歴はセッションクリアやクローズの度に初期化されて残りません。①必要な履歴はダウンロードして下さい。②履歴を残さない=パーソナル化した質問解釈はしません。丁寧な質問作成が推奨されます。

・本チャットはテキストベースのチャットです。

①PDFに注意! 画像PDFは質問に送るテキストが存在しません。事前に確認して下さい。本アプリでは参考情報として第1頁のみがOCRによりテキストとして質問に送られますが、テキスト変換を保証するものではありません。

画像ファイル(単数)はOCR変換されたテキストとして質問に送られます。ただし、正確なテキスト変換を保証するものではありません。

③文書中の画像オブジェクトは質問として無視されます。

・エクセルはデータとして認識します。エクセルファイルはデータフレームとしてJSON構造でLLMに送られます。文書として送る場合は、PDFやワードに変換して送ることを推奨します。特許情報で扱うデータは、1行がワンセットレコードのデータのため、本チャットでは、意識的にセット情報の質問として送ります。これにより、例えば、公報番号と出願人等が分離されて回答されることを防いでいます。逆効果としてエクセルは文書としては扱われないので注意が必要です。

・添付ファイルに関しては以下の制限があります

1.容量制限 20MB・5ファイルまで
2.添付ファイルの種類 csv/xlsx/txt/docx/pptx/pdf
3.csvもxlsxと同様に【データ】として扱います。【文書(テキスト)】として扱うためには、他の拡張子に変換して下さい。
4.複数ファイルの制限:csv/xlsxは1ファイルのみ。txt/docx/pptx/pdfは上限が5ファイルです。

・ウエイクアップワード、質問タブに関する注意点

ウエイクアップワードが重複した時は、判定順で優先した質問タグが表示されます。CSV/Excelファイルと画像ファイル: これらは「文書」扱いせず、質問ボタンは表示しません。TXT, PDF, DOCX, PPTXファイル: これらを「文書」として扱います。③質問タブは、単一の文書ファイルがアップロードされた場合のみに反応して出現します。複数の添付ファイルの場合は、ご自身で質問を考えて下さい。

・添付ファイルのエラー
古い拡張子のワード、パワーポイント、CSV/Excelと他の種類のファイルの混在、CSV/Excelの複数アップロード等は対象外です。エラー表示された場合は、クリアして再開して下さい。

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